ADMP 1999年プログラム

 

SOCIO-POLITICAL ISSUES, GLOBAL MARGINALIZATION AND AFRICAN DEVELOPMENT:
Search For More Viable Policies
社会経済問題、グローバル化によるマージナライゼーションとアフリカの開発:
より適した政策を求めて
1999年10月16日 - 2000年1月27日
目的

1997年、アジア金融危機に襲われるまで東南アジアの国々は、その他アジアの経済強国と並んで、奇跡的な経済発展を遂げていた。対照的にアフリカの、特にサハラ以南の国々は、内政問題及びグローバルなマージナライゼーションの結果、何十年にもわたって徐々に低下していく経済成長率に苦しめられてきた。アフリカの国々が抱える、社会・政治・経済的問題は深刻で、効果的な開発政策の実施を難しいものにしている。援助に支えられた構造改革計画、規制緩和、自由化、世界経済の中に組み込もうとする様々な試みなどにも係わらず、これらの国々の成長実績はあまりにも小さく、継続的な開発へとつながっていかない。それどころか、国際化の波の中で取り残されようとしている。輸出は増えず、直接、間接を問わず外国からの投資を呼び込むことができない。結果として、いつまでも借金の返済、累積債務、資本の流失、貧困や人々の健康、栄養状態の悪さといった問題に苦しみ続けている。彼らにとってグローバル化が問題解決の手段たりえないとすれば、現地の制度的な開発が発展というゴールに到達するための重要な手段という事になる。アフリカの発展の可能性はもちろん存在する。実現すれば彼ら自身のみならず世界全体にとっても益となる。

では、経済成長や開発に関する緊急課題を解決していく上で、アフリカ現地の制度的な枠組みに沿った、より効果的な政策はないのであろうか?現地の力を強化していく事のの出来る、その地により適した政策はないのであろうか?地元の資本基盤が脆弱な上に、能力開発も効果があがっていない。そういう中で、公的援助に大きく依存し続けるのが果たして良いことなのか?

第8回開発援助共同講座 (ADMP)では、サハラ以南のアフリカを中心に、社会・政治・経済問題、グローバル・マージナライゼーション、開発戦略について学ぶと同時に、アフリカに相応しい開発政策のあり方を探ってゆく。